顔だけすぐに汗だくになってしまう・・顔面多汗症について

顔の汗が気になる女性

顔面多汗症は、大量に顔から汗がでる症状です。緊張した時などにより汗が出やすくなるでしょう。

 

夏など気温が高い場合には温熱性発汗もプラスされ、ますます発汗量が増えることがあります。顔に大量の汗をかくと、少し恥ずかしい気分になってしまうものです。

 

顔というのは、人から隠すことも困難な場所だということもあり、顔から汗が噴き出すように出てしまうと、羞恥心を抱いてしまうこともあります。その羞恥心がさらに汗を大量に出すことに繋がってしまうこともあるのです。

 

顔面多汗症の場合は、もしかしたら運動不足になっていることも一因となっているかもしれません。体温上昇で脳細胞がダメージを受けないように体は汗という形で放散しています。体温調節のための汗は、全身に300万個ほどあるという、エクリン汗腺というところで分泌されています。

 

とは言え、体の全ての汗がエクリン汗腺で分泌をされているということでもなく、活動しているのは半分ほどでしょう。それに、運動不足の場合は特に汗をかくことも少なくなるので、下半身や腕などといった心臓から離れている場所の汗腺は冷えやすく動きを止めているのです。

 

そこで、体温調節する時には良く動かすことのある顔などに汗を出させるということなのです。そういったことから、顔面多汗症などで顔に大量に汗をかいてしまう原因となっているのです。

 

顔面多汗症の方は人目を気にしてしまう傾向にあることが伺えますが、この汗を恐れてしまうこと自体が汗の症状を加速させてしまっているならば、精神安定剤で改善していくという方法もあります。精神安定剤を飲むことで、心も落ち着きますし、噴き出す汗の量も抑えることができるのではないでしょうか。

 

また、漢方薬を用いるという手段もあります。漢方薬の場合は症状にダイレクトに効き目を発揮するというわけではないので、すぐに効くというわけではありません。それでも体のバランスを取り戻し、自己治癒力を高くしていくことができるのです。そういったことから、西洋医学で原因がわからなく対処の仕方も判然としていない症状などにも、効果があると言えます。

 

同じ症状であっても、患者の方によって使う漢方薬は異なるものの、顔汗が大量に出るならば、柴胡桂枝乾姜(さいこけいしかんきょうとう)という漢方薬が多く用いられます。

 

もし手軽に対処するなら、太い血管が通っている首の後ろを冷たいペットボトルなどで冷やしてあげることも一案です。また、顔専用の制汗剤を用いるという方法もあるでしょう。ただ、体温調節を適切にするためにも多用することは控えることが大事です。