頭から大量の汗で髪の毛がビショビショに・・頭部多汗症とは

頭部から多量の汗が噴き出す頭部多汗症という症状があります。この症状は顔にまで汗が垂れてきますし、髪がびしょびしょに濡れてしまうほどに汗をかいてしまうでしょう。女性であれば、より悩んでしまうことが考えられるのが、頭部多汗症なのです。髪の毛がびしょびしょになってしまうこともあるので、朝にせっかく入念にセットをしたとしても、崩れてしまうことがあるでしょう。もしかしたら、周りの人にしてみれば不潔に見られてしまうこともあるかもしれません。頭皮が蒸れてしまうことも考えられるので、嫌な臭いも出てしまう事が多いと言えます。

 

手汗などの場合には、発汗させている交感神経を遮断することなどの治療法で改善することも可能ですが、頭部多汗症については有効な改善法が見つかってはいません。塩化アルミニウム外用制汗剤を塗るという方法もあるものの、この方法は刺激も強いですし、頭皮がかぶれてしまうことも考えられるでしょう。それに髪の毛も傷んでしまうこともあるのです。もし塩化アルミニウム外用制汗剤で治療をするなら、先に医師に相談することが大事です。

 

頭部多汗症では、周囲の目も気になるということも要因となり、さらに汗が出てしまうこともあります。それならば、精神安定剤を飲むという方法もありますし、自律神経訓練法といった方法が心理療法としてあるので、試してみるのも一案です。この方法で緊張状態を和らげてあげると、汗の量も収まっていくのではないでしょうか。さらに、頭部多汗症に効果があるとされる漢方薬もあるので、漢方医などに相談し処方してもらう方法もあります。中には、ボトックス注射を額や頭皮などに施す医療機関もあるのですが、効果を維持するために何度も行う必要がある上に、痛みを伴うこともあり続けていくことは簡単ではありません。

 

また、自分でできる対策としては、『半側発汗』を促進させるというものもあります。人間の体は、『半側発汗』と言って圧迫された部分の汗は減り、反対側の部分は汗が多くなるという特徴を持っています。具体的なやり方は、まずバストトップから5センチほど上の部分を紐で強く結びます。そうすれば、圧迫されて縛られている間は頭や顔からは汗が出なくなります。もし、人前に出て話す機会があって緊張してしまうなどといった時などに役立つのではないでしょうか。そして、額やこめかみの汗でお困りの方には顔用制汗ジェルを使用する方法もあります。